2007年7月5日(木)
記者会見で最初の質問は、2セットダウンになったときどんな気持ちだったか、だった。明日マヨルカに帰ることになると思ったかって聞かれたよ。僕は明日じゃなくて、今日の午後だと思ったって答えた。ユーズニーはすばらしいプレーをしてた。僕のテニスはベストじゃなかったけど、彼は間違いなくすばらしいプレーをしてた。
だから、今日このブログを書けてうれしいよ。どっちにしろ書いてただろうけどね、結びの記事を書くつもりだから。全仏オープンの時は結びのを書かなくて、そのことを言われたんだ。でもあれが最後の記事になってたはずだよ。
あと、みんなにどうやってやったのかって聞かれたよ。どうやってすばらしいプレーをしてる選手相手に2-0から巻き返すことができたのか。答えはごく簡単で、ただ最後のポイントまで戦っただけなんだ。どんな時でも勝つチャンスはある。戦って戦って、戦うんだ。今日はその例だよ。昨日言ったよね、すごく難しい試合になるだろうって。
あと、ベルディヒについて、マドリッドで戦って問題が起きた後どうなってるかという質問もたくさん受けた。僕にとっては、これはもう過去のことなんだ。今日、彼の試合の後おめでとうって言ったし、この前彼がハレで優勝した後も言った。だから、過去のことは忘れたよ。そして、明日は彼が勝利者候補だって分かってる。
僕たちはまた早い時間、午前11時に試合をする。
つまり、またかなり早く起きて、9時半ごろには会場にいなきゃならない。これが会場の近くに滞在する方がいい理由のひとつだ。(ひとつに過ぎないけど)。会場に歩いて行けて、2分で着く。ロンドンのホテルに滞在してる選手たちはもっと早く来なきゃならない。車で30~45分かかるからね。大会の最後になると、これはすごく重要なんだ。こうやって、ずっと多く休めるから。
それと、僕のチームの人が、僕が昨日記者会見で言ったことをウィンブルドンの大会側はあまり喜ばしく思ってないって言われたらしい。僕は彼らに逆らうようなことは言ってないと思うんだ。いつでもこれはすばらしい大会だって言ってきた。無二の大会、僕にとってもどの選手にとってもすごく大切な大会だ。でもそれは、彼らがすべてうまくやってるって意味じゃない。このイベントを運営してるのは人間だし、僕がコートの中でも外でも間違いを犯すのと同様に、ここでも間違いがあったと思う。それが何だったのかもう一度繰り返すべきじゃないと思うけど、日曜に試合をしなかったり、15分だけコートに出させたり、雨のこととか、そんなことについて僕が言ったようなことを言ったとしても、彼らは気を悪くするべきじゃないと思う。彼らのせいじゃないし、わざとやったわけじゃないのは明らかだ。これははっきりさせておきたいと思う。この大会は他にはない大会で、僕はこの大会を愛してるんだから。
話は変わるけど、会場で僕のフィジオ、ラファ・マイモのワークを受けてから家に帰った。今週はそうしてるんだ。普通はホテルに戻って、そこで彼のワーク(マッサージとか)を受けるんだけど、計画を変えなくちゃならなくなった。いつも持って来てるマッサージテーブルが壊れて、僕が落ちたんだ。なんだかおかしかったよ。マイモがワークしてるときに僕は床に落ちて、ありがたいことに何もなかった。そういうわけで、僕たちはワークを家じゃなくて会場でやってるんだ。
僕は6時に帰って、ずっと家にいた。インターネットでのチャットと料理の準備の時間だ。ベニトとカルロス・コスタがウィンブルドンに飲みに行くって言うから、パスタ用にガンバとタマネギを買って来てくれるように頼んでおいた。そうしたら突然誰かが家のベルを鳴らして、ガンバ(小エビ)の入った大きな袋を僕に渡したんだ。僕はびっくりしたし、それが何なのか分からなかった。ただ「ありがとう」と言って、言ったようにちょっとびっくりした。
その後二人がタマネギだけ持って帰って来てから、来た人が魚店(Fish shop)(これ正しい単語じゃないよね。食用の魚を売ってることろのことだよ)のオーナーで、ここの新聞社でも仕事をしてる人だって聞いたんだ。彼の名前はジェイムズっていう。親切にエビを持ってきてくれてありがとう。すごくおいしくて、満喫したよ。ベニトが言うには、この分は借りだそうだから、ちゃんと返させるようにするよ。:-)
明日はどうなるかな。
Hasta maniana.
Rafa.
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